2025年12月09日

「器質的疾患」という言葉は、あまり聞き慣れないかもしれません。
ですが、医療の現場では非常に重要な概念です。
器質的とは、目に見える形で身体のどこかに異常がある状態を指します。
例えばこれを便秘に当てはめると次のように分かれます。
機能性便秘:腸の動きが悪くて便が出にくいタイプ(よくある便秘です)
器質的便秘:たとえば大腸がんで腸が塞がっていたり、手術後の癒着で腸が詰まっている状態
このように、同じ「便秘」であっても機能性便秘であるのか器質的便秘であるのかによって、治療の方針もまったく変わってきます。
と器質的疾患は、進行すると命に関わることもある重大な病気が隠れていることもあります。
「便秘=下剤や便秘薬で便を出せばいい」と自己判断せず、
違和感が続く場合は、消化器内科や内視鏡専門医に早めにご相談ください。
必要に応じて内視鏡検査などを行い、正確な診断と適切な治療につなげることができます。
ご自身の健康を守る第一歩として、ぜひ専門医の診察を受けてみてください。